「食前」「食間」「食後」とは、薬を服用するタイミングを指す用語です。

• 食前
食事の約30分前に服用します。食事による症状を抑える薬や、食後に吸収が悪くなる薬などが食前投与を指示されます。

• 食間
食事と食事の間、具体的には食後2〜3時間後に服用します。空腹時の胃粘膜の保護や、食物に影響されて薬の吸収が減少するのを防ぐために指示されることがあります。

• 食後
食事後30分以内に服用します。胃に負担をかけやすい薬や、食事と一緒に服用したほうが吸収されやすい薬などが食後投与を指示されます。

• 次の服用までに十分な時間がある場合
気づいた時点で、すぐに忘れた分を服用してください

• 次の服用までの時間が短い場合
忘れた分は服用せず、次回から通常通りの服用スケジュールに戻してください。ただし、薬の種類や服用スケジュールによっては、対応が異なる場合があります。

服用方法について不明な点がある場合は、かかりつけの薬剤師や医師に相談することをおすすめします。

お薬の受け取りは、患者さまご本人以外のご家族や代理の方でも可能です。ただし、受け取りの際には以下の点にご注意ください。

• 処方せん原本の持参
受け取りには、処方せんの原本が必要です。必ずご持参ください。

• マイナンバーカード（健康保険証）の提示
マイナンバーカード（健康保険証）の提出を求められる場合がありますので、忘れずにお持ちください。

• お薬手帳の持参
薬の履歴や飲み合わせのチェックに欠かせないため、お薬手帳もご持参いただくことをおすすめします。

• 患者さまの情報提供
ご本人様のアレルギー歴や副作用歴、服薬状況などを薬剤師にお伝えいただくようお願いします。

また、薬の説明や患者さまの体調確認も重要ですので、可能であればご本人が受け取られることをおすすめします。しかし、体調が優れない場合などは、ご家族や代理の方が受け取られても問題ありません。